专利摘要:

公开号:WO1984004728A1
申请号:PCT/JP1984/000248
申请日:1984-05-18
公开日:1984-12-06
发明作者:Hideaki Senoh;Takao Kosaka;Nobuhiro Kagota
申请人:Mitsubishi Paper Mills Ltd;
IPC主号:B41M5-00
专利说明:
[0001] 明 感圧シ一 卜 材料製造方法 技術分 野
[0002] 本発明 は感圧 シ一 卜 材料の新規 な製造方法 に 関 す る 。 更に 詳 し く は 、 ノ ー カ ー ボ ン感圧記録紙 、 感圧接着シ — 卜 等の如 き シ ー 卜 状支持体上 に 圧力 破壊性マ イ ク ロ カ ブ セルを塗設 し て な る感圧 シ一 卜 材料の製造方法 の改良 に 関 する 。 背景技術
[0003] 感圧シ一 卜 材料 に は種々 の も の があ る が、 そ の代表例 で ある ノ ー カ ー ボ ン感圧記録紙 は 、 無 色染斜 と 活性 白 土 酸性白 土 、 フ エ ノ ール樹脂 、 芳香族 カ ルポ ン 酸又 はそ の 金属塩な ど の顕色剤 と を 溶媒を 媒介 と し て発色反応す る こ と を応用 し た も の で あ る 。
[0004] ノ ー カ ー ボ ン感圧記録紙 と し て 、 例 え ば 、 無色染料を 溶媒 に 溶解 し 、 乳化分散 し 、 こ の 微細液 滴を 天然あ る い は合成高分子皮膜で被覆保護 ( マ イ ク ロ カ プセル化 〉 し て 、 支持休 に 塗設 し た シ ー 卜 と 他方顕色剤 を支持体上 に 塗設 し た シ ー 卜 と の組合せ よ り な る も の 、 前記の無 色染 料 含有マ イ ク ロ カ プ セル と 顕色剤 又 は顕色剤含 有マ イ ク 口 カ プ セ ル と を周一支持体面 上 に 塗布 し た ち の な ど が あ る 。 ま た 、 ノ ー 力一ポ ン感圧記録紙 と して顕色剤 を溶媒 に 溶解 し てマイ ク ロ カ プ セル化 し て支持体に 塗設 し た シ ー 卜 と他方無色染料を支持体上に塗設 し た シ ー 卜 との組合 せ よ ^) なるち の も検討されて い る
[0005] こ の よ う なノ 一 力一ボ ン感圧記録紙以外で感圧シ ー 卜 材料 と し て著名な お の は 、 接着剤含有マイ ク ロ 力 プセル ま た は溶媒含有マ イ ク 口 カ プ セル と接着剤 を塗設 し た 感 圧接着シ一 卜 、 あ る い は香料含有マイ ク ロ カ プセルを塗 設 し た香料カ ブセルシ一 卜 な どが挙げ ら れ -s 。
[0006] 種 々の感圧シ ー 卜 材料の中で最も産業規模の大ぎ い ノ — 力 ポ ン感圧記録羝 は 、 コ ン ビ ユ ー タ ー ァ ゥ 卜 プッ 卜 記録用紙 、 事務用'伝票 、 複写帳票な ど他方面 に実用 さ れ て お り 、 その用 迹に 応 じ て各種の品質特性を備えるこ と が要求さ れる 。 その た め 、 マ イ ク ロ カ プセル分散塗液の 調製を する際に は、 様々 な品質特性に応ず る べ < 各種の 助剤が分散液中 に 添加配合さ れる 。 こ の よ う な助剤の な かで も 、 パルプ粉末 、 穀粉粒 、 ガ ラ ス ビ ー ズ 、 プラ ス チ ッ ク ビ ー ズ、 タ ルク 、 炭酸カ ルシ ゥ ム 、 ク レ ー類、 な ど を ス チル 卜 材料 と し て用 い る こ と に よ り 、 マイ ク ロ カ プ セル塗設シ一 卜 の実用 的耐圧性 、 耐摩擦性 、 耐衝撃性等 の強度を改良 し 、 塗設シ ー 卜 製造時 、 加 工中 、 あるい は 印刷の際、 実際 の使用 時な どで 、 所望せざるマイ ク ロ 力 プセルの破壊に よ る 発色汚 れを改 善 す る 種々 の方法が 多 数提案さ れて い
[0007] 例えば、 特公昭 4 7 1 7 8 号公報に は 、 穀粉あ る い は殺粉誘導体微粒子粉末 を ス チル 卜 材料 と し て用 い る こ と が述 べ ら れて お り 、 特公昭 4 8 — 3 3 2 0 4号公報 に は 、 カ プ セル直径 の少な く と も約 1 . 2倍の 平均直径 を 有す る デ ンプ ン粒を スチル 卜 材料 と し て 用 い る こ と が 述べ ら れて い る 。 更 に 、 ス チル 卜 材料 と し て 、 特開 昭 4 8 — 1 6 7 0 8号公報 に は 、 コ ー ン コ ブ ( と う も ろ こ し の種実を取 り 除い た後の穗軸 ) 、 特開 昭 4 8 —
[0008] 3 2 0 1 3号公報 に は 、 加熱 に よ っ て膨張す る微小球 ( マ イ ク ロ ス フ ェ ア ) 、 特開 昭 5 1 - 3 4 0 1 3 号公報 に は大豆以外の豆類か ら 誘導さ れた 大直径の澱粉粒子 、 特開 昭 5 3 — 1 1 8 1 0号公報 に は 、 酸変性ポ リ 才 レ フ ィ ン粒子 、 特開昭 5 4 — 5 8 5 1 0号公報 に は 、 非水 溶性植物蛋 白 、 特開 昭 5 4 — 5 Ί 6 1 号公報 に は ポ リ 才 レ フ ィ ン系微粉末 、 特開 昭 5 5 — 3 9 6 9号公報 に は 、 単一層型自 己発色性感圧記録紙 に 用 い ら れ る ポ リ オ レ フ イ ン系粉末 がそ れぞれあ げ ら れ て い る 。 ま た 、 米 国特許 第 2 . 7 1 1 , 3 7 5 号公報 に は 、 tル ロ ー ス 微粉末 、 英国特許第 1 , 2 3 2 , 3 4 7 号公報 に は 、 で んぷ ん 微 粉末 、 な.ど がス チル 卜 材 と し て 挙 げ ら れ て い る 。 こ の よ う に 、 所望 せ ざる カ プセ ル破壊 に 基 く シ ー 卜 の発 色 汚 れ を防止 す る 目 的で用 い ら れる ス チル 卜 材料 と し て は 、 t ル ロ ー ス 微粉末 、 生 澱粉微粉末、 タ ル ク 、 カ オ リ ン 、 ベ ン 卜 ナイ 卜 、 ろ う 石 、 酸化亜鉛 、 酸化 チ タ ン 、 アル ミ ナ 等の無機顔料 、 等が一般 に 用 い ら れ て い る 。
[0009] こ の よ う に ノ ー カ ー ボ ン感圧記録紙の製造時 、 加 工 中 、 あ る い は、 印刷 時、 実際の使用 時に マイ ク 口 力 プ セルが
[0010] 不所望に もかかわ らず破壊さ れ発 色汚れが生 じ る のを 防
[0011] 止す る 目 的で種々 の提案が な さ れて お り 、 あ る程度の ¾
[0012] 善がなさ れて い る 。 特に 、 パルプ粉末 ( セル ロ ー ス微粉
[0013] 末 ) と 殿粉粒 は 、 実用 的 に 擾れた ス チル 卜材料で あ り 、
[0014] 当業界で は世界中 で使用 さ れて い る 。 し か し 、 パルプ粉
[0015] 末を ス チル 卜 材料 と し て 用 い る場 合、 塗液調製時の粘度
[0016] 上昇に 伴な う 塗布工程での 困難、 塗布後の面質劣化 に伴
[0017] な う マイ ク ロ カ プ セルの破壊に よ る発色汚れの 増大等 、
[0018] 種 々の 問題点を抱えて い る 。 他方、 濺粉粒を スチル 卜 材
[0019] 料 と て用 い る場合 、 塗液中で穀粉粒が 沈澱し 易 < 塗布
[0020] 工程で の塗液組成'の変動 が激 し く 、 スチル 卜材料の均一
[0021] 塗布が難 し く 、 シ — 卜 の あ る 部分では 、 ス チル 卜材料が
[0022] 多く な り 、 発色汚れが少な く なる 反面、 発色性能が低下
[0023] し 、 ま た シ 一 卜 の あ る部分で は ス チル 卜 材料が少な く な
[0024] り 、 発色汚れが増大 し て し ま い 、 実用 面か ら 充分な性能
[0025] を得 ら れ ない な ど の欠点が あ っ た 。
[0026] した がっ て 、 本発明 は発色性能を維持又 は向上する一
[0027] 方かかる マイ ク カ プ セルの所望せ ざる破壊それ に 伴な う
[0028] 発色汚れを実用 的 に充分に減少 さ せ る こ と がで きる感圧
[0029] シ ー 卜 材料の製造方法を提供する こ と を 目 的 と し てい る
[0030] ま た 、 本発明 は 、 塗液調製時又 は 、 塗工時に おけ る 塗
[0031] 液粘度の上昇を抑制 し 、 し かも塗液組成の変動 を少な く
[0032] し 、 塗布後の 面質劣化を訪止又は 、 塗設面の ス チル 卜 材
[0033] 料の分布を均 一に す る こ と がで き る感圧 シ 一 卜 材料の 製
[0034] 一 OMPI
[0035] VviiO j 造方法を提供す る こ とを 目 的 と し て い る 発明 の 開示
[0036] 即 ち 、 本発明 は 、 圧力 破壊性マ イ ク ロ カ プセ ルを シ ー 卜 状支持体 に塗設 し て 感圧シ一 卜 材料を製造 する に 際 し マ イ ク ロ カ プ セル層形成液 ま た はマ イ ク 口 カ プセ ル層 と 接 する層 の形成液に脱脂大豆を アル コ ー ル類で処理 * 変 性 し た脱脂大豆粉を 添加 す る も の で あ る 。 脱脂大豆を ァ ル コ ー ル処理 · 変性 し た 脱脂大豆粉 を ス チル 卜 材 と し て 用 い る と 、 製造時 に お け る 塗液粘度上昇を.抑制 し 、 塗 液 流動性を良好 に 保 ち 、 塗 工適性 を著 し く 向上 さ せ 、 し か- も保水性 が 良い た め 塗液組成の 変動 が少な く 塗布後、 均 質 な面質 を得 た 。 そ の結果 、 例 え ば ノ ー 力一ボ ン感圧記 錄紙の 場合発色性能が 、 実用 レ ベ ルで あ る場合 に 、 極 め て 顕著な ス チル 卜 材料 と し て の 効 果を示 し 、 弱圧 に よ る 不所望の マ イ ク ロ カ プ セルの 破壊 を少 な く し 、 発色汚 れ を著 し く 減少す る 。 発明 を実施 す る た め の 最 良 の形態
[0037] 以下、 本 .発明 を更 に 詳細 な 説 明 す る 。
[0038] 脱脂大豆か ら 成 る粉体は 、 蛋 白 質 、 脂肪、 繊維分 、 灰 分 、 ガ ラ ク タ ン 、 ベ 一 卜 サ ン 等の多糖類 、 シ ョ 糖 、 ス タ キ オ ー ス 、 ラ フ イ ノ ー ス 等の糖類 、 ビ タ ミ ン類 な ど を 含 有 し て い る 。
[0039] 通常、 脱脂大豆 の製法 と し て は 、 第 1 の 工 程 と し て 原 料大豆 よ り 油脂分を取 り 除 く が 、 こ の方法に は 、 圧搾法
[0040] と抽出法が あ り 、 圧搾法で は 、 油脂分の 除去が充分で な
[0041] いた め 、 脱脂大豆中の残存油脂分が 1 %以下 と なるよ う
[0042] な抽出法が近年は一般的 と なっ て きて い る 。 抽出法で は
[0043] ベ ンジ ン 、 ノ ルマルへ.キサ ンな どが 、 脱脂用溶剤 と し て
[0044] 通常使用 さ れ、 この溶剤を追い 出 すの に 、 水蒸気で高温
[0045] 処理する方法 と 、 減圧ま た は溶剤蒸気で低温で処理する
[0046] 方法 と が あ る 。
[0047] 本発明に お ける脱脂大豆粉 は、 溶剤抽 出法で得 ら れた
[0048] 脱脂大豆をメ タ ノ ー ネ 、 ェ タ ノ 一ル、 プ 口 ピル アル コ ー
[0049] ル等め アル コ —ル類で処理 * 変性 し た ち ので あ る 。 圧搾
[0050] 法に よ る脱脂大豆'は油分が約 8 %残っ て いる た め塗面 に
[0051] 八 ジキが生 じ塗設時ス チル 卜材料を均一 に分 さ せ に く
[0052] い 。 本発明 に おい て 、 脱脂大豆粉 と し て は、 特に溶剤 抽
[0053] 出 法で得 ら れた脱脂大豆を アル 3 ール類で処理 ♦ 変性 し
[0054] 蛋白質含有量 4 5 〜 5 5 % に し た ち の で全窒素量に対 し
[0055] て所望の水溶性窒素量 5 〜 1 5 %を含有させた も の が有
[0056] 効であ り 、 その水溶性成分の た め に 、 力 プセル含有塗液
[0057] の保水性をあ向 上させ る と い o 効果ま で併せ持つ ち ので
[0058] あ る 。 水溶性窒素量が 1 5 % を越える と 塗液に し た と ぎ
[0059] に ゲル化が起 り 、 ま た 5 %未篛である と保水性が悪 く な
[0060] るので 、 いず れち好 ま し く な い 。 更に脱脂大豆をアル コ
[0061] ール頹で処理 ♦ 変性する ェ程は 、 主 と し て脱臭 • 脱色が
[0062] 目 的で あ り 、 得 ら れる脱脂大豆粉 をサラ サラ し :χ
[0063] い粉体と な り 、 外観ち ア ンバ一ィ エ ロ ー と淡色であ る 。
[0064] OMPI
[0065] ' WIPO j し た がっ て こ の よ う な脱脂大豆粉を用 い て得 ら れる 塗面 は 白 さ に優れ て い る 。
[0066] 一般 に大豆原料又は脱脂大豆を アル カ リ 溶解 し 、 引 き 続き酸沈殿に よ っ て 製造 し た粉体は蛋 白 質 と し て は 、 純 度も高く ( 例え ば 8 5 % 〉 、 水溶性窒素も全窒素量の 1 % 以下の も の が ほ と ん どで あ り 、 水溶性 は 、 ほ と ん ど 失 なわれて い る 。 こ の た め本発明 に 比較 し て 、 カ プセ ル含 有塗液中 に 添加 し た 場合で の組成の変化が大き い た め 実 用 的で ない こ と を本発明者等 は確認 し て い る 。
[0067] 本発明 に お け る脱脂大豆粉 の形状 は不定形で あ り 、 平 均粒痉は 1 0 乃至 6 0 m で あ る が 、 特 に 好 ま し く は 力 プ セル粒径 よ り 大き く 、 平均粒径が 2 0 乃 至 3 0 ^ m で あ る 。 本発明 は特に こ れ ら に 限定 さ れな い 。 ま た 、 必要 に応 じ て 、 脱脂大豆粉 と 公知 の ス チル 卜 材、 例 え ば セ ル ロ ー ス微粉末や小麦でんぷん と し て 併用 し て も勿論良 い 結果が得 ら れ る 。
[0068] 本発明 に お い て 、 使用 さ れる マ イ ク ロ カ プセル は 、 物 理的な方法 、 コ ア セ ル べ ー シ ヨ ン 法 、 界面重合法、 イ ン サイ チュ ( i n S i t u ) 重合法な ど がそ の製法の代表例 と し て あ げ ら れ る 。 - ま た ノ ー カ ー ボ ン感圧記録紙の場合 、 カ プセル 中 に 含 有 さ れる無色染料 と し て は 、 例 え ば 、 3 , 3 — ビ ス ( 4 — ジメ チル ァ ミ ノ フ エ ニル ) 一 6 — ジ メ チル ァ ミ ノ フ タ リ ド 、 3 , 3 — ビ ス ( 1 , 2 — ジ メ チル イ ン ド ール — 3 一 ィ ル ) 一 5 — ジ メ チル ァ ミ ノ フ タ リ ド等の フ タ リ ド 類 :
[0069] O PI
[0070] '、 τιθ 3 - ジ ェチル ァ ミ ノ一 6一メ チル一 7 - ァ ニ リ ノ フ ル 才 ラ ン 、 3 一 ( N - メ チルシ ク ロ へキ シルァ ミ ノ ) 一 6— メ チル - 7 - ァニ リ ノ フル才 ラ ン 、 3 — ジ ェ チルァ ミ ノ 一 6—メ チル一 7 —ク 口 口 フ ル才ラ ン 、 3 — ジ ェチル ァ ミ ノ ー 6 - メ チルー 7一ク □ □ フル才 ラ ン 、 3 — ジ ェ チ ル ア ミ ノ - 7 ー ジべ ンジルァ ミ ノ フルオラ ン等の フ ル才 ラ ン類 ; ベ ンゾィ ル 口 ィ コ メ チ レ ンブルー等の チアジ ン 化 合物 ; 一 ( P一二 卜 口 フ エ 二ル ) ロ ー ダミ ン B ラ ク タ ム等の ラ ク タ ム類 ; , 3 , 3 一 卜 リ メ チル イ ン ド リ ノ ス ピ ロ ビ ラ ン等のス ピ 口 化合物 ; イ ン ド リ ル レヅ ドな どが *げ ら れる 。 ま た 、 マ イ ク ロ カ プセルの膜材料 と し て は、 ゼラチン 、 'セ ル 口 ース 誘導体、 澱粉誘導体の よ う な天然高分子あ る い は 、 一部加 工 し た天然高分子や 、 尿 素 ー ホルマ リ ン樹脂、 メ ラ ミ ン 一 ホ ルマ リ ン樹脂、 イ ソ シ ァネ一 卜 化合物 と ぺキサメ チ レ ンジ ァ ミ ンの反応物 、 ァ ジ ピ ン酸 ジ ク ロ ラィ ド と へ キサメ チ レ ンジ ァ ミ ンの反 応物等の合成樹脂な どが挙げ ら れる が 、 特に 限定 さ れ る も ので はない 。 し か し 、 耐熱性 * 耐溶剤性 * 耐水性 * 耐 薬品性 • 耐衝撃性な どの カ プセ ル皮膜の 強化を 考え た 場 合 に は 、 特に合成樹脂被膜マ イ ク 口 カ プセルが好ま し い ま た 、 マ ィ ク ロ 力 プセル内相中 の 油状物質 と し て 、 高 沸点溶媒を用 い る こ と ができる 。 こ の よう な高沸点溶媒 と し て石油系 、 鉱物系、 動物系 、 植物系な ど の 天然油あ る いは合成油 か-ら選ばれる群の少な く と も 1 種以上が挙 げ ら れる 。 特に iS 点溶媒 と し て ^ " を溶解 す る も の が好 ま し く 、 こ の よ う な髙沸点溶媒に は 、 例 え ば アルキル化 ビ フ エ ニル 、 アルキル化 タ ー フ ェ ニル 、 アル キル化ナ フ タ レ ン 、 卜 リ ア リ ー ルメ タ ン 、 ジ ァ リ ール ァ ル カ ン 、 フ タ ル酸エス テル、 リ ン酸エ ステル 、 スルホ ン 酸エ ス テル 、 ジ ァ リ ールエ ー テル 、 高級 アル キル化ベ ン ゼ ン 、 な どがあ げ ら れる が 、 本発明 は 、 特 に こ れ ら に 限 定 さ れる ち ので は ない 。
[0071] 本発明 の製造方法 に よ っ て 得 ら れる感圧シ一 卜 材料で は 、 少な く と も支持体上 に マ イ ク ロ カ プ セルお よ び溶剤 抽 出法に よっ て 得 ら れる 脱脂大豆を アル コ ー ル類で処理 ♦ 変—'性 し た脱脂大豆粉を含 む。 し か し 、 マ イ ク ロ カ プ セ ルお よ び上記の脱脂大豆粉の他 に 、 バ イ ン ダ ー と し て 、 殿粉類 、 カ ルボ キ シ メ チル セル ロ ー ス な どの水 溶性天 然 結着剤 ; ポ リ ビ ニル アル コ ー ル 、 ポ リ ビ ニル ピ ロ リ ド ン 、 ポ リ ア ク リ ル酸、 等の合成水溶性結着剤 ; ス チ レ ン ー ァ タ ジ ェ ン ラ テ ッ ク ス 、 ス チ レ ン 一 ブ タ ジ エ ン 一 ア ク リ ル 酸 ラ テ ッ ク ス 、 ブ タ ジ エ ン ラ バ ー 、 ネ オ プ レ ン ラパ ー な ど のラ テ ッ ク ス を所望 に よ り 、 添加 す る こ と が 出来 、 ま た 、 タ ル ク .、 二 酸化チ タ ン 、 酸化亜鉛 、 炭酸 カ ル シ ウ ム 、 活性 白土 な どの無機顔料を滑剤 や増量剤 と し て所望 に よ り 添加出 来 、 更に エ チ レ ン ビ ス ス テ ア ロ アマ イ ドの よ う な 有機系滑剤も 所望に よ り 添加出来る 。
[0072] ま た 、 本発明 に な る塗液の 塗 工方法 と し て は 、 従来 公 知 の ど の よ う な 方法 に よ っ て も塗工 可 能で あ る 。 例 え ば 塗 工方法 と し て エ ア ー ナ イ フ コ ー テ ィ ン グ、 ア レ ー ド コ 一テ ィ ング、 ビルブ レ ー ド コ一ティ ング、 □ ―ルバ一コ 一ティ ング、 3 一アブ リ ケー タ ー ロ ールコ ー テイ ング、 カ ー テ ン コ ー テ イ ング 、 等があげ ら れ、 特に髙固型分 の 塗液の塗ェを 目 的と し た場合、 ブ レ ー ド コ ー テ イ ング方
[0073] 脂いのれい、の白 3は.
[0074] 式 は有効であ る 。 本発明 にお い て使用 さ れる塗液は、 特 に髙固型分であ '組成変化が少な く 、 塗液の流動性が良い こ と か ら 、 プ レ 一テ ィ ング に お い て も有効 である
[0075] 脱脂大豆粉 は 、 支持体上のマ イ ク ロ 力 プセルが存在す る面側 に存在す ば よ い 。 し た がっ て 、 脱脂大豆粉 は 、 マ イ ク ロ カ プセ 層形成液に添加 し て も よく 、 ま たマイ ク ロ カ ブセル屬 下層お よ び /又は上層を形成 する液 中 に 添加 し てち よ
[0076] 溶剤抽 出法脱 大豆の成分は粗蛋白 質約 5 0 %以下、 炭水化物 2 5〜 0 % 、 粗繊維 3〜 5 % 、 灰分 5〜 6 % 粗脂肪 1 %以下 と されて い る よ う に 、 蛋 白分が半分、 非蛋白 分が半分 も ので あ る 。 し かも 、 水溶性蛋白分 を あ る程度含んで る も のが本発明で は好結果を生む。 市 販品の例 と し て 味の素 K K 製エスサ ン ミ ー 卜 特等 ( 水 分 7 . 0 %、 蛋 質 5 4 . 0 % 、..· 油 分 0 . 2 96 ) 、 ま た は一等 ( 水分 7 5 % 、 蛋 白 質 4 9 . 0 % 、 油分 0 . 2 % ) が挙げ ら れる
[0077] 以下、 本発明 の実施例を詳細 に説明する が 、 本発明 は こ れ ら に 限定 さ れない 。
[0078] 以下、 「部 」 は全て重量部をあ ら わ す 。 '
[0079] 実施例 ( ァル ール処理脱脂大豆粉使用 )
[0080] O PI マ イ ク ロ カ プ セル製法伢
[0081] ク リ ス タ ルパ イ 才 レ ツ ト ラ ク ト ン 4部
[0082] ベ ンゾィ ル ロ イ コ メ チ レ ンブル ー 1 部
[0083] 3 — ジ ェ チル ァ ミ ノ — 6 — メ チル ー 7
[0084] — ァニ リ ノ フル オ ラ ン 0 . 5 部
[0085] ジ ァ リ ー ルエ タ ン系有機溶媒 1 0 0部
[0086] ( 日 石化学㈱製造 * 販売 に な る商品名ハ イゾ ー ル
[0087] S A S ) か ら 成る電子供与性 ロ イ コ 染料の高沸点溶媒溶
[0088] 液を 、 ス チ レ ン無水マ レ イ ン 酸共重合体の 5 パ ー セ ン 卜
[0089] 水溶液 1 0 0部中 に 乳化 し た 後 、 メ ラ ミ ン 1 0部 、 3 7、 パ ー ¾ ン 卜 ホルマ リ ン溶液 2 5 部 、 水 2 0部を カ セ ィ ソ
[0090] ー ダで P H 9 . 5 と し 加熱溶解 し 、 メ ラ ミ ン 一 ホルマ リ
[0091] ン初期縮合物 を得 て 前記乳化液 に 加 え 、 攙拌 し なが ら
[0092] 7 5 °C 9 0分間 反応さ せ た 。 反応後室溫 ま で 冷却 し カ セ
[0093] イ ソ ー ダで PH 9 . 5 と し た 。 こ れ を マ イ ク ロ カ プ セ ル
[0094] 分散液 と す る 。
[0095] こ のマ イ ク ロ カ プ セル分散液 1 0 0部 ( 固型量 ) 'に 、
[0096] 溶剤抽 出 法脱脂大豆 を アル コ ール処理 し た粉体 ( 味の 素
[0097] ㈱製、 商品名 エ スサ ン ミ ー 卜 特等 ) 3 5部 、 タ ル ク 3 5
[0098] 部 、 ポ リ ビ ニル ア ル コ ー ル 1 7 部 、 ス チ レ ン — ブ タ ジ ェ
[0099] ン ラ テッ ク ス 1 7部 ( 固 型量 ) を 加 え よ く 攪拌分散 し た
[0100] 後 4 0 g / m 2 の上質紙 に 塗 工 量が 5 g / m 2 ( 固型量 〉 と なる よ う に エ ア ー ナ イ フ コ ー タ ー で塗抹 し 、 ノ ー カ ー
[0101] ボ ン感圧記録紙上用 羝を得 た 。
[0102] 比較例 1 ( 小麦デ ンプ ン使用 )
[0103] O P1
[0104] WIPO ν 施例の脱脂大豆を ァルコ ール処理-し た粉体に代え
[0105] て小麦デ ンプ ン 3 5 部を添加 し た以外は実施例 と周様
[0106] に して上用紙を得た 。
[0107] 比較例 2 ( セル 口 ー ス微粉末使用 )
[0108] 実施例の脱脂大豆を ァルコ ール処理 した 粉体に代え
[0109] て セル口 一ス微粉末 3 5 部を添加 し た以外は実施例 と 周様に し て上用紙を得 すこ
[0110] 比較例 3 ( ス チル 卜 材料な し )
[0111] 施例の脱脂大豆を ァルコ ール処理 し た粉体を抜い て パ イ ンダ —であ る ポ リ ビ ニル ァル コ ール と 、 ス チ レ ン 二 ブタ ジ ェ ンラ テッ ク スを カ ブセル Ί 0 0 部に対 し
[0112] て各 1 3 部加 え'た以外 は 、 実施例 と同様に し て 、 カ ブ
[0113] セル塗工量が実施例 と周様に な る よ う に塗工 し 上用 紙
[0114] を得た 。
[0115] 比較例 4 ( アル コ ール未処理の脱脂大豆使用 )
[0116] 実施例 の脱脂大豆を アル コ ー ル処理 し fc粉体に代え
[0117] て ァルコ ール未処理の溶剤抽 出法脱脂大豆 ( 蛋 白 質成
[0118] 分 5 0 % ) 3 5 部を添加 し た 以外は実施例 と同様 に
[0119] し て上用紙を得た 。
[0120] 比較例 5 ( 水に 不溶性の大豆蛋白 粉使用 )
[0121] 施例 の脱脂大豆を アルコ ー ル処理 し た 粉体に代え て 水 に不溶性の蛋 白 質成分約 8 5 % 以上の高純度大豆
[0122] 蛋 白粉体 3 5 部を添加 し た以外は実施例 と周様に し て
[0123] 田 紙を得た
[0124] 顕色剤シ ー 卜
[0125] O PI
[0126] レ WIPO _ 顕色剤 シ ー 卜 と し て 電子受容性物質の 固体酸 〈 ノ ポ ラ ッ ク 型油溶性 フ エ ノ ール樹脂 ) を塗工 し た 感圧記録 紙 ( 三菱 N C R 紙 C F 〉 を 下用紙 と し て 、 ±用 紙 と 塗 工 面対向 し 、 発色特性 、 スマ ッ ジ特性を 調べ た結果を表 に 示す 。 '
[0127] スマ ッ ジ特性を調べた 結果を表 を示す 。
[0128] : 記号の説明 〇、 実用上 優良
[0129] △、 " 不十分
[0130] X、 " 不可 u
[0131] 表中、 発色濃度 は上用羝 と下用 紙を钽合せて圧力 9 0
[0132] K g Z c inで カ レ ン ダ 一加圧 し fc後 1 時間後に濃度測定 し
[0133] †こ値で ある 。 ま た汚れは、 荷重 4 5 0 g ノ c m 3 で こ すり
[0134] 2 4 時間後に その反射率を測定 し た も のであ る 。 いず れ の数値も べ ース補正 し て ある 。 〇、 X は周時に 目 視での 評価結果を示す。
[0135] 表よ り 明 ら かな よ う に 、 溶剤抽出法脱脂大豆を アルコ ー ルで処理 • 変性 し た粉体を含有する系 は 、 色特性が 良 く 、 発色汚れが少な く 塗液粘度が低 く 、 塗液組成変化 が少な く 、 実用上最もパ ラ ン ス の と れ て いる こ と を示 し て い ¾ 。
[0136] 産業上の利用可能性
[0137] 以上の よ う に本発明の製造方法 は、 ノ ー カ ー ボ ン感圧 記録紙感圧接着シ ー ト 、 香料カ プ セルシー ト の製造等に 有効で あ る が 、 特に 所望せざる マ イ ク ロ カ プセルの破壊 に よる発色汚れをも 防止できる点か ら は ノ ー カ ーボ ン記 録紙の製造 に特に適 し て い る 。
[0138] O PI
[0139] >、 V/IPO
[0140] ^ ATIO^
权利要求:
Claims 請求の範 囲
1. 圧力破壊性マ イ ク ロ カ プセルを シ ー 卜 状支持体 に 塗設 し て感圧 シ一 卜 材料を製造 する方法 に お い て 、 感 圧 シ ー 卜 材料のマ イ ク ロ カ プセルを有する面側 に 溶剤抽 出法に よ っ て 脱脂さ れた脱脂大豆 を アル コ ール類で処 理 • 変性 し た脱脂大豆粉を含.む塗液を塗設 す る こ と を特徵 と す る感圧シ一 卜 材料の 製造方法 。
2. 脱脂大豆粉が 、 蛋 白質含有量が 4 5〜 5 5 %、 水溶性窒素が全窒素分に 対 し て 5 〜 1 5 %の脱脂大豆粉 で あ ¾ こ と を特徴 と す る請求の 範 囲第 1 項 に 記載 の感圧 シ ー 卜 材料の製造方法 。
3. 脱脂大豆粉が 、 平均粒 径 Ί 0乃至 6 0 ^ m で あ る こ と を特徴 と す る 請求の範囲第 Ί 項 に 記載の 感圧シ一 ト 材料の製造方法 。 +
4. 脱脂大豆粉を含む塗液 が 、 マ イ ク ロ カ プ セル含 有塗液に脱脂大豆粉を添加 し た も の で あ る 請 求 の範囲 第 1 項に 記載の感圧 シ一 卜材料の製造方法 。
5. 脱脂大豆粉 を含む塗液が 、 マ イ ク ロ カ ブ tル を 含有 し な い塗液で あっ て 、 マ イ ク ロ カ プ tル層 の 上層 お よ び /又 は下層 に 塗設す る た め の 塗液で あ る こ と を待徵 と する請求の範囲第 1 項 に 記載の 慼 ίモ シ — 卜 材料の製造 方法 。
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同族专利:
公开号 | 公开日
EP0144438B1|1988-08-10|
EP0144438A1|1985-06-19|
AU2960984A|1984-12-18|
JPS59214685A|1984-12-04|
EP0144438A4|1985-10-10|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1984-12-06| AK| Designated states|Designated state(s): AU US |
1984-12-06| AL| Designated countries for regional patents|Designated state(s): AT BE CH DE FR GB LU NL SE |
1985-01-21| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1984902055 Country of ref document: EP |
1985-06-19| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1984902055 Country of ref document: EP |
1988-08-10| WWG| Wipo information: grant in national office|Ref document number: 1984902055 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
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